自然素材仕上げの鉄筋コンクリート造マンション「ナチュラルマンション ナトゥーア」
「100年住める家ではなく、100年価値のある家を。」
「ナチュラルマンション ナトゥーア」は、建材メーカーである当社が住む人と環境の事を真剣に考え、素材から作り上げた鉄筋コンクリート造マンションです。
地震が頻繁に起こる日本では、耐震性能や防火性能が重要視されており、昨今その要求はより強くなっています。
ナトゥーアは独自の製品「スラボー」を使った超鉄筋コンクリート構造で優れた防災・耐久性・遮音性を実現しました。
また、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの有害な化学物質が入った物ではなく、無垢板や珪藻土などの自然素材で仕上げた内装、全室床暖房装備や2,760mmの天井高を始めとする充実した設備など、住まう方が毎日を健康で快適に過ごしていただけるよう設計しました。
従来の賃貸住宅とは違う「ナチュラルマンション ナトゥーア」で、より豊かで充実した毎日をお過ごしください。
ナトゥーアは木と水とセメントだけで造られた打込型枠材スラボーが建物全ての内装下地材となっており、そこに主に釘やビスを使って無垢の板材や御影石を貼ったり、自然素材である珪藻土などを「塗り壁材」として使用しています。
シックハウス症候群の原因の1つである有毒な化学物質を可能な限り排除して仕上げました。
ナトゥーアの内装に使われている自然素材
無垢板+蜜蝋ワックス仕上げ
防腐・防蟻加工をしていない無垢板をハチミツから作られた蜜蝋ワックスで仕上げました。
合板にはない「木そのもの」の風合いをお楽しみいただけます。
御影石
強固で光沢のある美しい見た目の御影石は、国会議事堂の外装など多くの建物に使用されている人気の石材です。
浴室の床やキッチンの壁面などに使用し、高級感のある外観に仕上げました。
珪藻土
珪藻(けいそう)という藻類の化石から作られる珪藻土は、湿度の高い時は湿気を吸収し、低い時は湿気を放出する調湿性能や保温性能、ホルムアルデヒドなど有害物質を分解する性能を持っているので、カビ、ダニやシックハウス対策に効果的です。
ナトゥーアはこの珪藻土を「塗り壁材」として使用しています。
ナトゥーアの壁は、吸放湿性能を持つ「スラボー」という建材が建物全ての内装下地材になっています。
スラボーは室内の湿度が高くなると吸湿し、低くなると放湿するという呼吸のような現象を繰り返すので、壁面近くの湿度が低くなり結露が起こりにくくなります。
また、仕上げ材はスラボーの吸放湿性を活かす為に、珪藻土などの通気性や吸湿性を持つ材料を使用しています。
さらに、スラボーでコンクリートの壁を両側から包み、室内の壁面温度の低下を抑える事によって高い断熱性能を実現しました。
吸放湿性能・断熱性能・全面床暖房によって冬場の壁面の結露の発生を抑えるので家具の裏側のような通気の悪い場所でもシックハウス症候群のもう1つの原因であるダニ・カビの発生を低減化できます。
化学物質ゼロ建材 「スラボー」
当社の製品である強化高圧木毛セメント板「スラボー」は、木と水とセメントから作られた安全・健康・環境面で優れた性能を発揮する建材です。
安全
準不燃材ですので、燃える事はなく有毒なガスも発生しません。
健康
防蟻剤や防腐剤の混入の可能性のある建築廃材や接着剤等を使用せず、木・水・セメントのみで作られているので、ホルムアルデヒド規制対象外の人に優しい建材です。
環境
スラボーで使用されている木質材料は間伐材やヴァージン材の丸太材ですので、防蟻剤、防腐剤の混入の可能性がある建築廃材は全く使用していません。製造過程でも、それらの端材などをリサイクルして自然資源を無駄にしない効率的な利用を図っています。
ナトゥーアは安全な内装仕上げ材を使用していますが、建具、カウンターなどの木材のごく一部や御影石の貼り付けの一部に接着剤(F☆☆☆☆等級-ホルムアルデヒド低放散材料規格の最高等級)を使用しています。
最終確認として、学校施設で要求されている6品目(ホルムアルデヒド・パラジクロロベンゼン・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン)を自社で測定した所、ホルムアルデヒドは厚生労働省指針値の1/22以下で、ほとんど放散されていない、あるいは測定誤差の範囲内でした。
また中部公衆医学研究所による測定では、他の5品目のVOC(揮発性有機化合物)は検出されませんでした。
安全最終確認の為の機材
ホルムアルデヒド測定用機器(HPLC:自社設備)
高速液体クロマトグラフィーという分離法を用いて、建築材料や建物内でサンプリングしたVOC・ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・カルボニル化合物を測定します。
ホルムアルデヒド測定結果
ホルムアルデヒドの捕集(アクティブ・サンプリング)
高速液体クロマトグラフィーという分離法を用いて、建築材料や建物内でサンプリングしたVOC・ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・カルボニル化合物を測定します。
■ホルムアルデヒドは厚生労働省指針値の1/22以下で、ほとんど放散されていない、あるいは測定誤差の範囲内でした。
VOC測定結果
■5品目のVOC(揮発性有機化合物)は検出されませんでした。