自然素材仕上げの鉄筋コンクリート造マンション「ナチュラルマンション ナトゥーア」
「100年住める家ではなく、100年価値のある家を。」
「ナチュラルマンション ナトゥーア」は、建材メーカーである当社が住む人と環境の事を真剣に考え、素材から作り上げた鉄筋コンクリート造マンションです。
地震が頻繁に起こる日本では、耐震性能や防火性能が重要視されており、昨今その要求はより強くなっています。
ナトゥーアは独自の製品「スラボー」を使った超鉄筋コンクリート構造で優れた防災・耐久性・遮音性を実現しました。
また、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの有害な化学物質が入った物ではなく、無垢板や珪藻土などの自然素材で仕上げた内装、全室床暖房装備や2,760mmの天井高を始めとする充実した設備など、住まう方が毎日を健康で快適に過ごしていただけるよう設計しました。
従来の賃貸住宅とは違う「ナチュラルマンション ナトゥーア」で、より豊かで充実した毎日をお過ごしください。
100年間の法的規制をクリアする為には、ナトゥーアの耐震設計強度が最低でも現在の建築基準法の1.5倍は必要であると当社は考えています。
これだけの厳しい設定をしておけば今後発生する大地震にも耐える事ができ、100年後の建築基準法にも適合する建物になると考えています。
ナトゥーアの打込型枠材として使用するスラボー(強化高圧木毛セメント板)は、木と水とセメントからできています。
スラボーはコンクリート打設時のブリーディング水(過剰水)を瞬時に吸収し、しばらく保水する「濡れむしろ効果」を持つので、非常に高品質なコンクリートができあがります。
強度比較試験の結果、コンパネ型枠を使用したコンクリートに対して15~25%の強度アップが確認できました。
ブリーディング試験 各型枠(壁部)によるブリーディング水の測定(単位:ml)
ナトゥーアの躯体である鉄筋コンクリートは耐久性を100年以上に設定・設計し、日本建築学会の「JASS 5 鉄筋コンクリート工事標準仕様書の基準」を遵守して管理・施工しております。
ナトゥーアは鉄筋コンクリート構造なので構造躯体が燃える事はありません。
また、化学製品の断熱材や内装材を使用していないので火災時にシアンなどの有毒ガスが発生する事はありません。
被火災後の耐久性
打込型枠材スラボーを使用したコンクリートを無垢板で木層化したナトゥーアの構造は、内外部から火災を受けた場合、構造体へのダメージを防止できます。
試験結果では外壁側(杉板30mm)から800~900℃で1時間加熱してもコンクリートの表面温度は110℃程度までの上昇にとどまりました。